前へ
次へ

工法によって建築される住宅も異なる

不動産会社から、土地を購入して住まいを建築する場合、工法をどうするのか、施主は考えなければなりません。
無知なら、建売を検討すべきでしょうが、種類と工法を知ることで、適した住宅を建てることが可能です。
欧米諸国で開発された工法となるのが、ツーバイフォー工法で、その名の通り、2インチ・4インチの木材で枠組みを作り、構造用合板の壁で建物の重量を支えます。
形鋼、鋼板、鋼管などの鋼材を用いるのが鉄骨造で、構造別に、柱や梁を強く接合したラーメン構造、各部材が軸方向に働くようにしてあるトラス構造、ドームやアーチ構造まであります。
鉄骨造の鉄骨に鉄筋を巻きつけ、コンクリートで固める工法は、高層マンションなどで用いられています。
中低層住宅に向いているのが、鉄筋コンクリート造、一般的となる戸建てには工場で主要部材を加工し、現場で組み立てるプレハブ住宅があります。
外壁や床パネル、棟や通し柱まで工場生産です。
施工方式には、直営となる建築主が自ら施工し、工事運営しているパターンと、工事の一括請負と、工事ごとに分担して分けて発注されたものを請負、いわゆる分離型のパターンに分かれています。

Page Top